見込み客獲得のための効率的人脈ネットワーク構築システムを作るには?『紹介の連鎖が永遠に続く(秘)人脈活用術』ボブ・バーグ
内容
こんな風に「人脈」を利用して顧客を増やすなんて、、、マナー違反でしょうか?一瞬で相手の信頼を勝ち取り、永遠に続く紹介の連鎖を生み出し、出会った人脈をお金に変える、、、20年以上効果実証済みの人脈構築&活用術!
ユニークな出版方法で独自の路線を突き進んでいる、
ダイレクト出版から邦訳が発行されているアメリカのロングセラー本です。
タイトルは人脈活用術となっていますが、
おそらく、バンバン人に会って、名刺を配って、コミュ力重視で懐に飛び込んでいく…
そんな典型的な人脈づくりとは、ひと味違うネットワークを構築のシステム化を提唱している本。
正直アメリカ特有の部分も無くは無いですが、
どんな職種や仕事をしている人にも活用できる部分は多々あります。
内容は書籍に譲るとして、
この本が特に役立つであろう人を下記に解説します。
①自分で会社をスタートアップし、個人向けビジネスを行っている人 B to C
こういう人なら100%役立つはず。
②自分で会社をスタートアップし、企業・団体向けビジネスを行っている人 B to B
個人向けの方が、紹介のハードルが低くなりやすいと思いますが、B to Bにも特化した方法も言及されています。80%くらい役立つはず。
③小規模会社の営業・マーケティング部門長レベルの管理職
会社における販売戦略としてこの本で言及されている紹介システムを取り入れることはできると思います。
70%くらいは役立ちそう。
④販売職、営業職、マーケティング職につく人。自分が行う仕事の自由度はそれほど高くないと思うので、この本の内容では思いきりすぎて遂行不可能なことも多い。
ただ、個別のネットワーク作りの手法や、セールスのコミュニケーション術、マーケティング・販促のためのプロモーション術などは役に立つはず。50%は役立つはず。ただその50%に大きな価値はあると思います。
このように読む人間によって、勉強になる部分は結構変わってくる本ではあると思いますが、著名な作家の本だけあって、
ありきたりな自己啓発的精神論や掛け声に終わらず、
具体的な手法まで言及されているので、
会社全体のプロモーションやセールス、個別のスキルアップに十分役に立つ本であると感じました。