気づく力とアイデア『アイデア量産の思考法』松本健太郎
アイデアに関する書籍は人気があり、
有名なジェームズ・W・ヤングの、
『アイデアのつくり方』
などが最近は注目されていますが、
それだけ、自由自在にアイデアを生み出したいというニーズは職種やライフスタイルを超えて存在するものなんだと思います。
やはり、マーケティングにおいても
アイデアは大切。
この『アイデア量産の思考法』では、
著者のグループが行った定性調査を例に、
そこから得られる気付きやアイデアの提案まで紹介しています。
やはり、この本から得られるのは、
人を根気強く観察すること、
違和感やなんで?という気持ちを常に持ちながら仕事や生活をしていくことの大切さだと思います。
ユニークな消費者行動を14種類のカテゴリーで100個もイラストつきで紹介されていますが、
そのなかで自分の仕事や生活においてのアイデアのヒントになるものもあるでしょうし、
なによりも気づく力や、アイデアに転換する力を身につけることに役立つ本だと思います。
松本健太郎氏の著作は毎回ポップで親しみやすく、それでいて本格的な内容が多いのでオススメ本です。
内容
のべ20万人以上の市場調査を実施。100人の日常風景から「消費者の隠れた心理」を見抜く。ニーズが見えない時代の新しいマーケティング発想法。