事例で学ぶ読み物 『できるマーケッターの成功アイデア大全』スティーブ・コーン
『できるマーケッターの成功アイデア大全』
スティーブ・コーン
40年以上、アップル、AMEX、Fedexなどグローバル企業においてマーケティングを担当してきた著者。
アメリカのグローバル大企業中心に、
マーケティング活動の成功事例、失敗事例を率直に語っています。
そのなかで、著者のマーケティングの成功法則が紹介されています。
マーケティング普遍の法則
①高揚感
②話題性
③行動を促す呼びかけ
正直、BMW、マクドナルド、GM、アップル、ゼロックス、デルタ航空などなど、
かなりの大企業の事例が多いのでピンとこない部分も多いですが、読み物として面白かったです。
テレビCMやタレント起用法など大企業ならではの事例も多いので、その辺は興味ない人は読み飛ばしても構わないと思います。
何年たっても会社に必要なものは
独自のウリ(USP)
と著者が言っていますが、即席でできるもよではないからこそ、いろんな会社の事例を学ぶのは参考になると思います。
なんだかんだアメリカはマーケティング活動においては先進国であることは間違いないので、本場の事例を読むのは面白かったです。
スティーブ・コーン
前職はエプシロンの最高マーケティング責任者(2007年から2010年初めまで)。
今日のマーケティング界で最も尊敬されている人物のひとり。40年以上に及ぶキャリアを通じて、アップル、アメリカン・エキスプレス、フェデラル・エクスプレスをはじめとするグローバル・ブランドの主要なキャンペーンを担当すると同時に、航空業界やホテル業界、小売業界のロイヤルティ・プログラムを数多く手がけてきた。
選挙キャンペーンの手腕でも評価が高く、共和、民主両党の大統領候補からアドバイスを求められる。また、ワシントンDCのベトナム戦没者追悼記念碑の建設資金集めにも尽力した。